
皆さんの会社は禁煙でしょうか?
このご時世では、自分の席で喫煙をすることはそれなりの規模の会社であればまずあり得ないと思います。
下記のニュースも就業時間中の喫煙を禁止するという話で、出社していれば遵守しないといけない内容の延長線上であって取り立てて不思議な話ではありません。
新型コロナの感染拡大は一旦下火になったものの、緊急事態宣言の解除以降、徐々に陽性患者が増加しはじめ、8月1日には、東京だけで472人を記録しており、緊急事態宣言前よりも状況は悪化の一途を辿っています。 9月に入っても[…]
ただ働き方の多様性のひとつとしてのテレワークという働き方が一般的になりつつあるのであれば、社内の規定も柔軟に変えていくべきなのかもしれません。

「出社しない」はサボりではない
個人的には10年以上前にタバコはやめたので、副流煙を吸いたくありませんし、社会の流れ自体には賛成ですが、こういったことが取り上げられること自体まだまだ「テレワークが特別な事」なのではないかと感じました。
テレワークはコロナ禍で感染拡大防止のために一時的にやむなく実施している、という企業も少なくありません。
こういう会社は「テレワークは休みと一緒」、あるいは「サボることが前提」、という発想が本気ではびこっています。
Web会議では「顔出し必須」であったり、在席管理システムでPCの前に座り続けることを強要したりと何かにつけてサボっていることを前提の監視が後を絶たない状況もあります。
テレワーク反対の役員と話した時に言われた言葉に「テレワークするなら女性はマスク作ったらどうか」とか「管理職は席にいて社員を見ていないと意味がない」という言葉が発せられました。
この発言からわかるのは、テレワークは政府の要請で仕方なく「休ませる」ことを実施するのであって、働き方改革の一環ではないということです。
これは半年くらい前の話なので、さすがに少し意識が変わったかもしれませんが、こういった頭の固い人間が簡単に方針を転換はさせません。
新型コロナの感染拡大も相まってテレビのニュースから「テレワーク」という言葉を聞かない日はありません。日本では働き方改革という言葉はあっても、それに見合った動きがあるのは大企業を中心とした一部に限られるのではないかと思います。 […]
年功序列から成果主義への転換
このコロナ禍が転換期だと思いますが、目に見える物しか信用できない状態を脱却する必要がありますね。
部下が視野に入っていないと落ち着かないのか、あるいは威厳を保てないのかわかりませんが、管理職であれば、日々の業務の進捗を確認できれば、目の前にいようがいまいがあまり関係はありません。
そもそも100%テレワークするという話でなければ、適度な距離感は個人的には快適です。
コロナ禍だと中々会社の業績を前年比で評価するのは難しいですが、テレワークが推進されてもテレワークをしない場合と比べて業績が悪化しないことを経営者は正確に分析する必要があります。
テレワークは特別な事ではありません
満員電車に揺られて頑張って出社して、多数の会議に出て残業してまた満員電車に乗って帰宅の途につく。
この「やってる感」から脱却することは非常に大事です。
会社の中の日常の無駄も発見できますし、何より自分自身の時間が有効に使えます。
コロナ禍からきっと来年には脱することが出来ると思っていますが、その時にテレワークがなかったことにならないようにしてもらいたいです。
働き方の「当たり前の選択肢」になるようにこの世の中が進んでいくとよいですね。
それでも改善されない時はその先を見据えて自分自身の人生の選択肢を増やしておく準備もありだと思います。
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