
子猫を飼っている方はある程度同意見かと思いますが、一日中好き勝手にいたずら(本人はそうは思ってないと思います)をし続けています。
やっていいことと悪いことの判断が当然つかないので、思いつくままに遊んでいるだけの状態です。
皆さんのところの可愛い猫はどんないたずらをしてますか?
カーテン、ピアノ、キッチンのシンク、お風呂・・
完全室内飼いなので家の中は興味津々なアドベンチャーワールドなんだと思います。
ちなみにアイキャッチ画像はキッチンに侵入しようとしているところですが、ベビーゲートをつけているので簡単には入れません。
我が家は5年経ってだいぶ分別がつくようになりましたが、子猫時代の苦労やいたずら対策を、そしていたずらする猫のメッセージについて書いてみたいと思います。
家財の消耗は気にしない
初めて猫を飼ったということもあるのですが、夫婦二人で静かに暮らしてきた身としては、一日中カーテンの滝登りをされたりソファの角で爪とぎしたりとかは、しばらくの間は許容できない状態でした。
そういう状況もあって、カーテンには引っ掻き防止のスプレーをして登らせないようにしたり、ソファには全体をビニールシートで覆って引っ掻かれてもいいようにしたりしていました。
ですが、ずっと一緒に暮らしているとわかると思いますが、そんなことはどうでもよくなってきます。
マンションに引っ越した時に新築だったので、カーテンやソファも新しいものにしていました。元々そういったものに傷がつくのは非常に嫌なタイプでしたのでそんなことは全くお構いなしで縦横無尽に駆け回られることは苦痛でした。
「なんで猫を飼ったの?」
その時はそういう思いがよぎることもありました。ソファの上でウンチをされたことも一度ですがありました。
もしそう考えている飼い主がいたら、気休めかもしれませんが、経験談としていえることは、すぐに愛情がそんなことを上回るということです。
冒頭の写真を見て下さい。分厚い遮光カーテンなんですが、穴だらけの朝日を神秘的に照らしてくれます。
全く遮光じゃないですね。うちのリリーは大人になった今でも特にカーテンが大好きで日夜穴をあけてくれています。
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今では、上の写真のようにカーテンを登っても写真を撮る気持ちの余裕があります。
とは言え、爪が深く引っかかると危ないので、登ったらそっと抱きかかえて降ろしてあげてます。
抵抗しないので、多分降ろすところまでセットのいたずらなのかもしれません。
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やめさせようとすると意地になる
「危険な場所には入らせない。」
時を追うごとに全てを受け入れてしまう日々ですが、それでも入ってもらいたくないところもあります。
キッチンとお風呂場です。
キッチンは食器も包丁等も出しっぱなしにしないようにしてますし、食べ物も極力むき出しに置いておかないようにしています。
それでも人間はうっかりする生き物です。
人の目を盗んで侵入した猫が割れた食器で怪我をしたり、中毒症状が起きるようなものを誤飲したりしてからでは遅いのでブロックしています。
お風呂場も風呂の蓋を開けている時に水の張った浴槽に落ちてしまったらとても危険なので扉を閉めきっています。
でも、開かずの扉だと思うと意地でも入ろうとしてしまうんです。
猫の性でしょうか?
中に入ってちょっとチェックすれば気が済むようなので、最近では飼い主同伴で一緒にキッチンやお風呂場に一日一回入っています。
飼い主が率先して入るとシラケるようですぐに出てきたりします。きまぐれな動物なので、コントロールしようとしても無駄ですが、裏をかくのは結構面白いです。
そんな風に猫の行動を楽しめるようになってきたのは一緒に暮らしてきた長い時間がなせる業かもしれません。

上の写真のように普段はお風呂場も浴槽に乗らずに眺めているだけですが、油断すると浴槽の縁に乗って残り湯にチョイチョイ手を伸ばしているのでやっぱり目は話せません。

キッチンもベビーゲートでブロックしているので、それを飛び越えるのは不安定な足場のせいか今まで一度もやっていません。
しかしながら、ベビーゲートをロックしていないと前足で、ほんとに人が扉を開ける様に扉を引いて侵入してしまいます。
侵入するタイミングも飼い主がトイレに入っていたり、他の部屋にいたりするときに見計らって入るので、全て計算しつくされているとしか言いようがありません。
不思議なのは、扉を前足で引っ張って開けて侵入するのに、押して出ることが出来ないようで、飼い主が気付かない時間が長いと、キッチンのチェックが終わってしまうらしく、扉の前で開けてくれるのを待ってるという状況がしばし起きています。
その時は笑えるのですが、たまにシンクの中にも侵入したりするので、上に上がると食べ物や食器などもあり危険が増すので、やはり注意が必要です。

上の写真は分かりずらいのですが、中央の丸い部分の中にくっきりと肉球の犯行の跡がありました!


子猫にはそれでも注意を
今はリリーに対してはそんな遠慮や制限を感じてはいないと思うものの、子猫時代にあれもダメこれもダメと言わずに、もう少し好き勝手やらせてみても良かったと思うことがあります。
危ないからという理由だけだったのか、カーテンやソファが守りたかったのかと思い返した時の個人的な感想です。

でも大人になったから大丈夫かというと結局そうでもなく、上の写真のように猫扉から空いている玄関の先の外を必死に眺めていますので、隙があったら外に行ってしまうかもしれません。
いたずらは大いにさせていいと思いますが、興奮しすぎて予期しない行動をとることもあるので、カーテンを登ってもソファをガリガリしてもかまわないと思っていますが、なるべく視界の中で遊んでもらうようにしています。
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でもリリーに注目している時は、いたずらしません。
いたずらするのはどんな時?
注目している時は猫は総じていたずらはしない気がします。
スマホやパソコンに夢中な時や構ってほしいと鳴いているのに相手にしない時にいたずらし始めますね。
つまりいたずらが目的ではなく、いたずらによって飼い主を自分に注目させて、遊んで欲しい、ゴハンが欲しいなどの欲求を伝えることが目的なのです。
リリーの場合、カーテンに登るのが多いのは、子猫時代に飼い主がむきになってカーテン登りをやめさせようとしたのをわかっていてワザとやっているとしか思えないのです。
飼い主も100%猫に注目は出来ませんが、お誘いが来たときには相手をしてあげると飼い主が嫌がるいたずらはしないのではないでしょうか。
最近は一緒にとは言え、キッチンやお風呂場に一緒に入っているせいか、家族に「甘すぎる」と怒られています。。
猫の記事をかなり書いてきたにもかかわらず、主人公である飼い猫を紹介していませんでした。 各記事の写真には使っていますが、改めて出会いから今に至るまでを書いてみます。 出会い もう5年以上前になりますが、2[…]

