飼い主が入院して突然いなくなると猫の行動が大きく変化しました!!

こんにちはタナです。

この夏に家族が突然入院をしました。リリーの飼い主は私たち夫婦二人だけなので、突然一人減ってしまったわけです。

入院はおよそ1か月の長期にわたりました。

リリーを迎えてから夫婦ともども家を二日と空けたことはなく、ずっと一緒の暮らしをしてきました。コロナ禍で在宅勤務も増えてより一層一緒の時間が増えているところでしたので、家族が一人欠ける衝撃はリリーだけでなく、飼い主自身も同様でした。

ということで、残された飼い主が入院中に起きたリリーさんの変化についてまとめましたので気軽に読んでみてください。

猫がいかにルーティンを大事にしているかを痛感すると思います。

変化した行動

甘える頻度

とにかく、飼い主のそばを離れませんでした。もともと分離不安気味ですが、そういうレベル以上にくっついてくるのです。

動けば足元をまとわりついてきて、立ち止まるとお尻をつけてしっぽを巻き付けてきます。足の甲を後ろ足で踏みつけたりもします。

トイレに入るとワーワー鳴きますし、お風呂に入ると擦りガラス越しに黒い影がこちらをじっと見ています。

いつもの日常では考えられないくらい甘えっ子でした。二人ともいなくなったらどうしようという不安からの行動だと思います。

会社や病院に行くので、日中誰もいなくなることが多くなり不安が増大したのでしょうか。

ふみふみの回数

リリーさんは子猫の時には全くふみふみをしませんでしたが、大人になってふみふみをするようになりました。意外に珍しいのではないでしょうか。

ルーティンとして1日1回、寝る前に飼い主をおびき寄せて、猫用ベッドに上がりふみふみを一心不乱に行います。夜しかやりません。日中は何故かやることはないです。

しかし、この期間は、一日中ふみふみを要求してきました。寝ている時間以外は遊びに飽きると飼い主を呼んではふみふみを始めます。1日に5回を下回ることはありませんでした。

とても不安なんだよね、と思っていたので、ふみふみが飽きるまで付き合ってました。

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こんにちはタナです。 以前に謎の水滴に関する記事を書きましたが、最近はリリーの甘えモードも日々強くなってきていて、ルーティンの中でふみふみする頻度が多くなりました。 [sitecard subtitle=[…]

食事量

別の記事でも書いてきましたが、リリーさんはとても小食です。毎日の食事を完食することも少なく、好き嫌いも多いです。

ただこの1か月間は、食事をほぼ残さず食べていました。どうしたんだろうというくらいに過食気味でした。

不安からゴハンが食べられない状況を想定して、食べ溜めていたのでしょうか?今はいつも通り小食なので、食事に関してはこの当時のように食べてもらいたいなぁと思うものの、それが不安のサインだとするなら無理して食べなくていいですね。

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ウンチの頻度

これも食事に比例して、サイクルが早まりました。ほぼ24時間周期ぐらいです。普段は33時間近くしませんので、健康的なのかどうかわかりませんが、一人の時に限ってお世話の頻度が増えました・・。

ただし、下痢は一度もしませんでしたので、精神的には不安でしたでしょうが、肉体的には少し健康だったのかも。

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夜中の運動会

普段はそんなに騒ぎません。誰かしら起きている時間が長いですし、飼い主の就寝の流れもルーティンとして猫なりに受け入れています。

ただ飼い主一人だと、リリーさん自身が取り残されるような気になるのか、寝室から遠いリビングからわざと繰り返し大声で呼び出されます。真夜中ですよ。。

不穏な物音がすることもしばしばあり、朝起きると何かしら荒らされた跡があります。普段ならいじらない置物を床に落として転がしていました。

嘔吐の場所

嘔吐の回数は3回でした。一月弱の間の回数としては、今までの中では平均以下でしたが、後にも先にもこの時ほどビックリする吐き方はなかったです。

3回のうちの1回はなんと本棚の上です。本棚の高さは2メートル近いので、遥か頭上にゲロがあるという状況に衝撃を受けました。

何で気づいたのかというと、視界にはもちろん入ってこないのですが、どうにも吐いた時のカリカリを蒸したような独特の匂いが窓を開けても消えないので、おかしいな?どこかに吐いているのかな?とくまなく探したのですがなかなか見つかりませんでした。

何かの拍子に目の端に入った時の衝撃は今年一番だったかも。

その時の写真が下のものです。ちゃんとモザイク処理してますのでご安心を!

別の時には、朝起きると入れるはずのないキッチンの中で吐いていました。キッチンの中で吐くのは初めてでしたし、そもそもベビーゲートを取り付けてますので、どうやって入ったのかは今もって謎のままです。

しかも侵入しただけでなく、吐き散らかすという・・

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飼い主が困ったこと

爪切り

皆さんのところでは猫の爪はどうやって切ってますか?

我が家では、一人が抱っこしてもう一人が前足を握り、パチリパチリと切ります。大体起き抜けの寝ぼけているところを狙うと暴れないので、機嫌は悪くなりますがそのタイミングで一気に切ります。

一人になると、どうやって切ろうかと思いますよね。最初は簡単に考えてましたが、思い通りには全くできなかったので、家族が戻ってくるまで切らない、という選択をしました。

ですが入院が予想以上に延び、弧を描いた爪が網戸に深く入って抜けないという事件が起こりました。

遠くで弦を弾くような変な音が何度もして、その音の方へ行くと、リリーさんが網戸に絡まった爪を外そうと必死になっていました。

リリーさんも大人になったので、パニックにはなりませんでしたが、この時は飼い主がパニックでした。

そんなこともあり、やはり爪は切らないといけないと決意し、毎日、リリーさんの寝こみを襲い、1日に2,3本ずつですが、隙を見てベッドの上で切りました。

全部切り終えるのに、何日もかかりましたがこの時の達成感は中々でした!

ブラッシング

先程の嘔吐の話でも、その内容物に毛玉がそれなりにありましたので、ブラッシングも必要でしたが、短毛のキジトラということもあり、一人の間は諦めました。

もっと入院が長引いたら、これも問題でしたが、爪切りほど切羽詰まりませんでした。

猫も飼い主もルーティンが大事

1か月間の非日常はとても大変でした。猫にとっても体験したことのない毎日に不安が募っていったと思います。

飼い主もそもそも仕事を最小限にしながら、隙間を縫って病院と自宅を往復し、可能な限りリリーさんとの時間を意識的に作る毎日でした。

家族の退院後、張り詰めた気持ちの糸が切れたせいか体調を崩ししばらく通院となりました。

今は飼い主たちもリリーもやっと日常を取り戻しましたが、健康でいることが何よりも重要です。

リリーさんの健康と長生きを目標としてますので、ちょっと退屈気味でルーティンな日常を送れるようにこれからもが頑張りますので、よろしくお願いします。

ちなみに1か月ぶりの再会を真横で見てましたが、ぎりぎりまで顔を近づけて、確認したら廊下を走っていきました。さすがに忘れてもいなかったし、怒ってもなかったようです!

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