こんにちはタナです。
今回は飼い猫リリーが飼い主を用途に合わせて巧みに使い分けているのでそれを掘り下げてみます。
そもそも猫から見て飼い主というものは果たして「飼い主」として認識しているのでしょうか？猫は自由な動物ですので、ご主人様などという感覚は全く持っていないと思われます。
では、猫は飼い主をどう認識しているのでしょうか？
我が家のリリーは毎日ルーティンをこなすことで平穏な日々を暮しています。そんなリリーを観察していると飼い主を自分の目的遂行のために使い分けていることが分かりました。
どんな使い分けをしているかちょっと紹介してみます。
ちなみに使い分けられている飼い主は夫婦二人になります。この記事は夫側の目線で書いています。
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猫が夫に求める枠割
食事（カリカリ）
主食であるカリカリを与えるのは私の役割です。朝会社へ出勤前に時間と闘いながらも起きたらまず顔を洗うより先にご飯の準備です。
厳密にいうと、カリカリだけだと小食なのでがっついて食べたりしませんので、フリーズドライのカツオをひとかけら指でほぐして振りかけてあげます。このフリーズドライが我が家のロングセラーです。
ここまでやって初めてご飯をあげたことになります。
食事（カツオ節）
夕方過ぎに朝から残っているカリカリの上にカツオ節をかけるのがルーティンになっています。何故だかこれも私の役目となっています。
カツオ節が少し大きいので手で揉みながらまぶしてあげるとカリカリと一緒に食べてくれるので一石二鳥です。
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人間のご飯の確認
夕食時には大体寝ていることが多いのですが、ふらっと起きてきて一直線に足元まで来て、私を見上げます。
不思議なことに夫婦向かい合って食べているのに、私側にしかこないのです。そこから離れないので、食べているお皿を見せると、駆け寄ってきて、両足を膝に乗せて匂いを嗅いだら、納得して帰っていきます。
何を食べているか確認しないと気が済まない感じがとてもかわいいです。
面白いのは、好きな匂いだと離れないで顔がぐいぐい迫ってくることです。そのままにしていると舐めてしまう勢いです。一方で興味がない食べ物の時は２、３回匂いを嗅いでプイっと去っていきます。
キッチン侵入をせがむ
人間の話で恐縮ですが、家事は食事を作るのは妻で後片付けは私と大体決めています。
キッチンは猫には不可侵なのですが、後片付けでは火も使っていないので、こちらの気持ちも少し緩みます。リリーは器用にベビーゲートに手をかけて入ってこようとします。
うまく開けられないときはその場でうずくまって開けてとせがむのですが、妻の時には絶対やらないので、私が甘いとわかっているのでしょう。
遊び相手（LEDライト）
遊び相手はどちらにも求めるのですが、何故か私にはベッドの上でのLED遊びを要求します。
たまたま興奮して楽しく遊んだ記憶があってそれが忘れられないのかなと思います。
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じゃれた時の対応
寝ているときに撫でたりすると伸びをしたり、アンモナイトになってみたり、裏返ってみたりと飼い主の心を虜にさせます。
しばらくはされるがままですが、途中からリリーも絡んできます。そのあとの対応が面白いのですが、私には撫でている腕を羽交い絞めにして手首あたりをペロペロ舐め始めます。
なんで！？味がするのかどうなのかわかりませんがよく舐められます。
ふみふみ
お気に入りのベッドに上がると寝る前にひとしきりふみふみを始めますが、何故かこれも私がそばにいるときだけやります。
ふみふみしている最中はずっと撫でています。喉をグーグー鳴らして結構長い間飽きずにふみふみしています。
不思議なことに妻が近づいてくるとふみふみをやめてしまいます。
リリーにとっては私との秘密のやりとりなのかも？
寝かせつけ
夜も更けて飼い主が寝ようとすると、眠くなくても一緒にベッドに入ろうとするのですが、自分で勝手にベッドに上がることはなく、私を引き回して最後にベッドの横に立たないとベッドに入ってくれません。
これもなぜか私の役目です。
一人っ子なので、全部飼い主を付き合わせるんですよね（笑）
猫が妻に求める枠割
食事（ウェットなおやつ）
食事のサイクルは朝にカリカリ＋フリーズドライカツオ⇒夕方にカツオ節⇒夜日付が変わる少し前にはウェットなカツオのおやつ⇒寝る前にもう一度カリカリ、という流れです。
このサイクルのほとんどは私の役目ですが、ウェットフードに関しては妻が与えています。欲しいと思う時間になるとキッチンの前に座って要求するような座り込みをします。
トイレの掃除
ウンチをすると奇麗好きなリリーは早く掃除してほしいと思っているのですが、その時は何故か妻のもとに行って、「ウワァ」と鳴きます。
どうやら「早く掃除して！」と言っているようです。
この時は私のもとに来ることはないです。多分仕事で出かけていることもあるので、すぐにウンチをとってもらえる妻に伝えたほうが早いと判断している気がします。
遊び相手（紐）
遊びは夫婦でどちらも遊んであげていますが、妻は紐をもって一緒に狭い部屋を走ったりするので、その時に動く紐を追いかけるのが楽しいのか、いつの間にか紐は妻が遊ぶものと定着しました。
私は自分が動くよりもLEDライトでリリーを動かしている感じなのでそのあたりもわかっているようです。
じゃれた時の対応
同じように寝ているときや可愛く近寄ってきたときに撫でてあげると、気持ち良さそうにしていますが、妻の場合は途中でよく噛まれます。
見てると全身撫でていますが、特にお尻や後ろ足までお構いなしに撫でているので、リリーも段々と「調子に乗るな！」という感じで噛んだり、優しい猫パンチを繰り出します。
八つ当たり
私が帰宅が遅いときなどは、帰ってくるとしばらく冷たくされますが、その間妻に対して鳴いてみたり、遊びをせがんでみたかと思えば、走りこんできて脅かしたり、撫でたら噛んでみたりとやりたい放題です。
そんな感情をぶつける相手が一人っ子だと人間しかいないので、申し訳ないですが八つ当たりされてもらえればと思っています。
個人的には八つ当たりもすごく羨ましいです。
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勝手に序列を決めてみると
おそらくリリーは甘えたいときは私で、身の回りの世話や感情をぶつけるのは妻なんです。
間違いなく夫婦ともども家来ですね。
リリーから見たら関係ない話ですが。
使い分けを理解できるメリットもある
猫は言葉が話せません。
でも長く一緒に暮らしていると気持ちが通じてきて大体の要求もわかるようになります。
もし猫が家族によって普段から要求を使い分けているようだと、自分に何を求めているか的外れにならず的確に要求を見抜くことができるようになります。
普段から飼い猫に何を求められているか把握しているとコミュニケーションがとりやすい気がします。
猫ってホントに一緒にいて面白いです。
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こんにちはタナです。 以前に謎の水滴に関する記事を書きましたが、最近はリリーの甘えモードも日々強くなってきていて、ルーティンの中でふみふみする頻度が多くなりました。 [sitecard subtitle=[…]