野良猫を保護したらやるべき3つのこと

この記事をお読みになっているということは、ペットショップで買うわけでもなく、譲渡会などで保護猫をもらうわけでもなく、きっと近所に可愛い野良猫がいて自分で飼いたいなと思っている方なのかと思います。

我が家の猫は野良猫でした。母猫と4兄弟で行動していました。近所の一戸建ての家の庭でゴハンをもらうこともあり、完全な野良猫というよりは半分野良猫、「半野良」という感じでしょうか。

と言っても、警戒心は強くゴハンをあげていた家の人もほとんど触らせてくれないとのことだったので、連れてくるまでは大変でした。上の写真は、連れ帰ってきた初日の様子です。

その話はまた今度ということで、本題に戻り、野良猫を連れてきた時の注意点をお話しします。これからお目当ての野良猫さんがいる場合は参考にしてください。

 

すぐに飼える環境を作っておく

野良猫は当然ですが人に慣れていません。ペットショップや譲渡会では抱かせてくれる猫がほとんどかもしれませんが、それはまずないと思ってください。家に連れて帰り、キャリーケースから放った瞬間逃げてしまうと思います。

キャリーケースからケージへノンストップで移動してもらって、まずは落ち着かせましょう。私の場合は捕まえることが出来たのが夕方過ぎだったので、その日はとりあえずケージで一晩過ごしてもらいました。

子猫とは思えないほど精一杯の大きな声で鳴かれてしまったので、少々悲しい気持ちになりました。

ケージの中にトイレと食器類をセットしておけば、窮屈でも安全に一晩過ごすことは出来ますので、最低限揃えてあげてください。

具体的にはこちらで揃えておきたいものは書いていますので是非参考にしてください。

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動物病院に連れて行く

野良猫はワクチンも打っていませんし、ノミやダニもいますし、お腹の中に虫もいます。健康そうに見えても何かの病気にかかっている可能性もありますし、怪我もしているかもしれません。

私も翌日には動物病院に連れて行きました。一通り検査をしてもらい、何回か通院して、ノミやダニの駆除、消化管内寄生虫と言われるお腹の中の虫の駆除、そしてワクチンの接種をしました。

ワクチンについては、接種後具合が悪くなったので、最初の1年目までしか打っていません。その様子はこちらの記事で紹介しています。もしワクチン接種後の様子がおかしかったら、獣医の先生に相談してください。くれぐれも無理は禁物です。

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動物病院に一度かかっておけば、その後も何かあればすぐに連れて行けるので掛かり付けの病院を作っておくに越したことはありません。

迷子猫でないか確認する

突然衝動的に捕獲して連れ帰ったということでなければ大丈夫だとは思いますが、元々飼い猫だった猫が別の地域で迷子猫として暮らしている可能性もあります。

飼い主が探している可能性もありますので、念のためインターネットの迷子猫の掲示板や近所のペットショップの貼り紙等、調べられる範囲でその野良猫が実は迷子猫でないかどうか調べてみてください。

もし該当した場合、飼い主さんにとってはあなたが保護したことが分かればこれほど嬉しいことはありませんので連絡してあげてください。その野良猫とは縁がなかったかもしれませんが、きっと良い猫と出会えると思います。

 

 

最後に

野良猫を保護されようとしているのは、小さな命を救うことでもありますので、非常に素晴らしいことだと思います。こちらでも書きましたが、初めての猫が野良猫であれば特に最初は苦労することと思います。でもそれ以上に一緒に積み重ねた日々は大切なものになります。是非とも良縁に恵まれることを祈っています。

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