猫の吐く(嘔吐)原因は何だった?急激に増えていた吐く頻度が改善された3つのポイント

こんにちはタナです。

以前に吐く回数が増えてきたことの原因を考察する記事をあげましたが、まだその時の記事を書いているときは、正確な原因もわからず、吐く回数も改善していない状況でした。

その時点での直近の6か月の嘔吐の状況は以下の通りでした。

2021年
 6月 2回15日に1回
 7月 2回15日に1回
 8月 3回10日に1回
 9月 6回 5日に1回
10月 6回 5日に1回
11月11回 3日に1回

段々と増えていって、11月には3日に1回ペースで吐いていました。

猫は吐くことも普通にあるのですが、急激な頻度の増加はとても不安を覚えました。

その当時の状況の詳細は下記の記事を是非とも参考にしてください。

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前回の報告後の経過

9月に増え始めて11月の11回をピークに2月でその山は収束しました。

こうしてみるとやはり3日に1回吐かれるととても心配ですし、吐く場所も増えてくるので、フローリングの床にだけ吐いてくれないことも多くなり、掃除も結構大変でした。

お気に入りのダンボールの猫鍋に吐かれて捨てなくてはいけなくなったり、猫にも飼い主にも負担が大きかったです。

そんな状況でしたが、結論としては4か月後の3月にはなんと!月に2回しか吐きませんでした。昨年の平常時に戻りました。 

12月以降の回復していった推移も下記にまとめました。やはり11月の周辺はうちの猫にとっては緊急事態だったと改めて感じました。

2021年~22年
 6月 2回15日に1回
 7月 2回15日に1回
 8月 3回10日に1回
 9月 6回 5日に1回
10月 6回 5日に1回
11月11回 3日に1回
12月  6回 5日に1回
 1月 5回 6日に1回
 2月 5回 6日に1回
 3月 2回15日に1回

吐いた時の状況を記録していくと・・

吐く頻度が増え始めてからは、日時と共にその時の状況を簡単なメモ入りで記録するようにしました。

メモをした内容は以下の4点です。

  • 吐いた量
  • 吐いた内容物
  • 吐く直前の食事
  • 吐く前の飼い主の行動

もし飼い猫が吐く頻度が増えるようでしたら、経過を辿れるように都度状況を記録することをお勧めします。

獣医さんに診てもらう場合も状況を説明しやすいと思います。

記録していく中で共通点があったのは、「吐く直前の食事」と「吐く前の飼い主の行動」の2つで、そこには一定の法則性がありました。

その2つの部分に焦点を当てて、詳しく説明していきます。

①ウェットフードに原因があった

今回吐く頻度が増えた原因の大部分は食事でした。先程「吐く直前の食事」と書きましたが、参考までに毎日の食事のローテーションをご紹介します。

  • 朝:ドライフード(主食)+フリーズドライ
  • 夕方:かつお節
  • 夜:ドライフード(主食)+ウェットフード(おやつ)

この中の夜のウェットフードに原因があったようです。

ウェットフードに関しては、このブログでも何度か紹介したと思いますし、変なものではないのですが、4つほどローテーションしていた中の2つが体質的に合わなくなったようです。

今まではそれらを食べて吐くということもなかったので、子猫から成猫になって年齢も重ねて好みや体質が変わっていったと推測しています。

ちなみに今おやつとしてあげているのはこちらです。

スーパーやペットショップなどでよく見かけるフードですよね。

この2つについては、食べた後で吐くという行動はなくなりました。

ただ食いつきがすごくいいかというとそうでもないので、良し悪しはあると思いますがそれだけ余計なものを足して嗜好性を高めてはいないということなのかなと思います。

このおやつに今現在はやっとたどり着いたという感じですが、また年を重ねて体質も変わっていくのだろうと思うので、日々食事についてはチェックしていく必要があります。

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③飼い主の行動が原因になっていた

食事を改善していても吐くことがあります。

食事に関連しない状況で吐いた時の記録を振り返ると、ほとんどが翌日飼い主が仕事に行く日に吐いていました。「吐く前の飼い主の行動」によるものです。

コロナ禍以降は在宅勤務もだいぶ増えていたのですが、年明け前後から制限が出てきて出社が増えるようになりました。

会社に行く日の朝のお別れは毎回とてつもなく寂しいのですが、リリーさんとしては、それよりも翌日に飼い主が出かけてしまうことを気付いた時点で落ち込んでしまうことがわかりました。

結構わかりやすくて、急にふて寝し始めたり機嫌が悪くなったりします。そして朝起きたら、ところどころ吐いてあったり、もう会社に行く寸前に吐き始めたりします。

上の写真は、猫扉越しの写真ですが、会社に行くたびにあんな切ない顔で見上げられるとホントに会社なんてどうでもよくなって休んでしまえって思いますが、グッと抑えて可愛いリリーさんを振り切り満員電車に向かいます。

話は逸れましたが、会社に行く前日の行動を悟られないようにすることが重要だと思いました。

ビジネスバッグをガサゴソやっているだけで察するので、近くにリリーさんがいない時やぐっすり寝ているときにちょっとした準備はするようにしています。

前日に気づかれなくても、当日出かけるときは絶対に気付かれますが、戯れる時間を最小限にしてあっさりと出かけるようにしています。飼い主が未練がましいと寂しさが募って吐く原因につながってしまいますので。。

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③ブラッシングも忘れずに!

毛玉が溜まっても吐きます。猫が吐く原因としてはとても多いと思いますし、これが原因であれば、そんなに心配しなくてもいいと思いますが、それでも吐くという行動は猫にとっても体力を消耗しますので、やはり頻度は可能な限り抑えたいところです。

差しさわりのないとは言わないですが、比較的やんわりした写真を上に貼りましたが、こんな感じで吐いた内容物が毛玉である場合、ゼロにはできないですが、日々のブラッシングでお腹の中にたまる毛玉のペースを遅くすることは出来ます。

我が家のように短毛のキジトラであれば、毎日のブラッシングは必要ないと思いますが、それでも撫でているだけでたくさん毛が抜けたり、床に毛の塊が落ちているようでしたら、是非ともブラッシングしてあげてもらえればと思います。

リリーさんはブラッシングが嫌いなので、いつもそのタイミングが難しいです。

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色んな側面で見ることが重要

猫によって吐く回数は差があると思いますが、うちのリリーさんは月に2~3回、多くて5回くらいが回数から見ると標準の範囲内かなと思っています。

もちろん回数だけでなく、吐いたものの内容物であったり、吐いた時の状況など総合的に状況を判断する必要があると思います。

もし飼い猫が急に吐く頻度が増えて気になっている飼い主さんは、この記事を参考にしてもらいつつもかかりつけの病院に行くという選択肢を持って対応してもらえればと思います。

いつまでもリリーさんが健康でいられるように今後も記録は続けていきます。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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