猫を飼い始めて5年と数か月ほど経ちました。近所で産まれた野良猫を保護する形で連れてきましたが、病気らしい病気もせず健康に過ごしています。
タイトルにつけた通りですが、猫を飼うのは初めてだったので色々と試行錯誤の連続でした。
振り返ればその苦労も楽しかったと思えますが、もし子猫時代に戻れるならやり直したいと思うことのひとつにキャットフード選びがあります。
これから子猫を飼い始めるという方は宜しければ参考にしてください。
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キャットフード選びは猫に任せる
何故ゴハン選びで子猫時代に戻りたいかというと、うちの猫は非常に小食で体重も2.7kgと非常に軽量級で全く太りません。
メスであるということを差し引いても、中々テレビや動画でこの小ささの猫を見ることは少ない気がします。
顔もすごい小さく、いわゆる小顔なので、痩せているというよりは子猫の時からあまり成長しなかったという感じが一番わかりやすいかもしれません。
生後3か月(推定)の頃に我が家にやってきましたが、ゴハンは何を食べさせていいか分からなかったので、猫歴の長い友人に全幅の信頼を寄せてその通りにしてみようと思い、おすすめのキャットフードを買いました。
決して安くない健康志向のフードです。
しかし、このフードが悪いわけでは決してないですが、とにかく毎日残しました。体にいいからという思いと、友人の猫はそのフードしか食べないという話を聞いていたので、何とか食べさせたいという気持ちが、猫が食べたいものを食べさせる、という気持ちを上回ってしまっていました。
そのフードを食べないとなった後も、とにかく高級で安全性が高く、獣医師推奨等の謳い文句があったり、人間でも食べられそうなフードを一通り与えてみました。
うちの猫はチキンなどの肉類は全く興味を示さなかったので、魚類を中心としたフードを探してあげていましたが、結局ほとんどの物は一袋食べ切る前に飽きてしまいました。
どのフードも封を開けたてはものすごい興味津々で食べてくれるものが大半ですが、その瞬間だけのものも多々ありました。
今は絶対これだけということではないのですが、ずっと安定して同じものを食べていますが、めぐり合うのが遅かったです。
ですので、もう一度子猫時代に戻って育てることが出来るなら、キャットフードだけは栄養価や安全性、価格もさることながら、美味しく残さず食べられるものにしてあげたいです。
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結果として、今と同じ成長度合いだとしてもそれは遺伝的な部分もあるのかもしれませんが、飼い主としても納得できる部分だと思います。
もし子猫を飼い始めて食いつきが悪いキャットフードをあげているのであれば、人間側のこだわりは緩めてでも猫が好きなものをあげてみてはいかがでしょうか。
一袋残さず食べ切らないともったいないという考えは捨てて、全く見向きもしないようであれば思い切ってそのフードはやめてしまいましょう。
何パックかまとめて買ってしまったこともあり、友人にあげたこともあります。
人間も猫も美味しいご飯を食べている時が一番幸せでストレスがない気がします。
ただ、お気に入りのゴハンでも毎日完食するわけでもないので、この体の小ささが将来病気をした時に乗り切れるだろうかと不安がよぎることはあります。
ワクチンも体質なのか体の大きさなのか全く合わず、最初の頃しか接種させていない状況です。
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どんなキャットフードを選んだらいい?
では実際にどんなキャットフードを選べばいいのかというところですが、「絶対これ」と決めず試行錯誤していけばいいです。
カリカリがいいのか、ウェットタイプがいいのか?
チキンなどの肉系がいいのか、魚が好きなのか?
健康志向で安全性の高いものも多数あるので、出来ればその中から選んでいけばいいと思います。
もしチキンなどの肉類が合わないように感じたら、サーモン・ニシン・マスなどの種類豊富な魚を73%以上使用していて、グレインフリー(穀物不使用)、着色料・香料不使用のシンプリーを試してみてはいかがでしょうか。
逆に魚よりもチキンの方があっているようなら、チキンを60%以上使用していて、同じくグレインフリー、着色料・香料不使用のカナガンも選択肢の一つです。
イギリス産高級グレインフリーキャットフード『カナガン』
他にも近所のスーパーでもそれなりにキャットフードは置いてありますし、下記のペット関連のサイトであれば、豊富な品揃えもあって、ゆっくり検討できると思いますので参考にしてみてください。
【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』】 ペット用品ならアイリスオーヤマ公式【アイリスプラザ】カツオが好きそうな猫であれば、下記の記事を是非ご覧ください。
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とは言え日替わりで主食となるものを変えてしまうと猫には非常にストレスです。
毎日猫とコミュニケーションを取りながら好みのフードを探していければいいですね。
悔いのない猫との暮らしを
誰でも心の準備はしつつも、元気いっぱいな子猫が家にやってきたら色々と戸惑うことはあると思います。
長年一緒に暮らしていたら、もし子猫時代に戻れたらやり直したいと思うことはないかもしれませんし、あったとしても人それぞれでしょう。
これから猫を飼おうとしているのであれば、猫の健康を考えるあまり猫のことを考えず、人間の満足感を満たすのではなく、日々猫が美味しく食べられるキャットフードを探してみてはいかがでしょうか。
何が合うかはほんと猫それぞれです。
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