こんにちは毎日夜更かしのタナです。
猫を飼い始めて驚いたことの一つに猫がパニックになって大騒ぎするという行動があります。
猫は自由で気まぐれなイメージでしたので、猫パンチとかはあるものの激しく鳴いたり暴れたりするイメージはありませんでした。
リリーと一緒に過ごして5年半くらいですが、3回程パニックになったので、その時の様子を書いてみます。
飼い主もつられてパニックになったので、同じような状況に遭遇したらパニックにならないよう参考にしてもらえればと思います。
猫の記事をかなり書いてきたにもかかわらず、主人公である飼い猫を紹介していませんでした。 各記事の写真には使っていますが、改めて出会いから今に至るまでを書いてみます。 出会い もう5年以上前になりますが、2[…]
シャワーを浴びて大絶叫
リリーは野良猫だったので、体も汚れていて、シャワーを浴びさせて体を洗わないといけないということもあり、飼い主も初心者ながら、分からないなりに猫用シャンプーを買ってきて小さいバケツの中に入れて洗ってあげました。
最初は嫌がりながらもリリー自体も初めてだったせいか激しくは抵抗しませんでした。
問題は2回目にシャワーを浴びさせようとした時です。
1回目のシャワーで嫌がりながらも絶対にダメとも思わなかったので、今後は定期的に体は洗うものと考えていました。
しばらくしてからと言っても1回目から数か月以内でしたが、いざ抱えて浴室に入ると聞いた事のないような大きな声で泣き叫び始めました。
「ウワァーオゥン」
文字に起こすとこんな感じです。
とにかく何かにしがみつこうとして目の前にあったシャワーホースに爪を立てて必死に絡みつこうとしました。
鳴き声があまりに大きいので、飼い主としても慌ててしまい、マンションの浴室なので余程のことでなければ隣に聞こえることはないと思っているものの、虐待していると思われても仕方ないような大声だったのですぐに浴室から出しました。
前足を必死に伸ばしシャワーホースを掴もうとし、一方で後ろ足は飼い主から逃れようと爪を立てて蹴り上げるので、腕に深い傷跡がつきました。
まだ、1歳になる前の話ですが、こんな小さな子猫のどこからこんな声が出るのか、後ろ足の力の強さは前足の比ではないことも含めて学ばせてもらいました。
この時以降、5年以上経過しますが、一度もシャワーを浴びさせることはしていません。
水が嫌いな猫にはストレスなので、もし皆さんのところの猫もシャワーを流して嫌がる場合はストレスになるので極力避けたほうがいいと思います。
ただし野良猫を保護した場合はかなり汚れているので、一度は洗ってあげないといけないかもしれませんね。
この記事をお読みになっているということは、ペットショップで買うわけでもなく、譲渡会などで保護猫をもらうわけでもなく、きっと近所に可愛い野良猫がいて自分で飼いたいなと思っている方なのかと思います。 我が家の猫は野良猫でした。母[…]
その時に子猫自身が「シャワー好きかも?」と思うかもしれないし、地獄の苦しみと思うかもしれないですが、こればかりは経験しないとわかりませんね。
余談ですが、その後数年は浴室には近づかなかったのですが、ここ最近は下の写真のようにシャワーの恐怖を忘れたのか、勝手に扉を押して入って中に佇んでたりします。
【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』】カーテンに爪が食い込んで大暴れ
リリーは壁をひっかいたり、家具を削ったりといったことはほとんどしませんが、カーテンだけは連れてきた時から大好きでした。
子猫の頃は何度止めても滝登りを止めませんでした。当時新品のカーテンはどの部屋もボロボロになりましたが、今となってはそれもいい思い出です。
子猫の頃は軽やかに駆け登って自由に飛び降りて、ということを繰り返していました。
今回の話は昨年の話なので、もう成猫になってからの話ですが、大人になってからもカーテンにはたまに登ります。
登るというよりはジャンプして高いところに一気に引っかかるというイメージです。
しかも遊んでるというより、飼い主たちが構ってあげないことへの抗議行動の一環のようで、カーテンにつかまったまま降りないのです。
降りられないわけではなく、カーテンに蝉のようにくっついているところに駆け寄って抱っこして降ろしてあげるというのが一つのルーティンになってました。
そんなある日、いつも通り蝉のようにカーテンに登ったまま降りないで、飼い主を待ってました。
いつも通り両手で体を支えて降ろしてあげようとしたのですが、前足の爪がカーテンの縫い目に深く入ってしまいすぐに降ろせない状況になってしまいました。
爪は伸びてくると弧を描きますので、うまくカーテンの生地に入り込んで抜けなくなってしまいました。
飼い主側が焦ってしまったことで、リリーにもその緊張感が伝わってしまい、最初はおとなしくしていたのですが、急に激しくもがきだして後ろ足でかなり強く蹴られてしまいました。
シャワーの時と同じで、その時の状況から抜け出そうとすると後ろ足を最大限に使います。
火事場の馬鹿力とはこういうことを言うのですね。。この時も腕に深い傷を刻まれました。
この時の反省は、爪が思いのほか伸びていたという事に尽きます。定期的に切ってはいるのですが、爪も中々おとなしくは切らせてくれないので、時々切り残しをしてしまうことがあって、まさにその状況と重なってしまいました。
ちょっとしたメンテナンスの漏れで起きてしまった事例です。
大人の猫になったからと言っても油断してはいけないという良い戒めになりました。
子猫を飼っている方はある程度同意見かと思いますが、一日中好き勝手にいたずら(本人はそうは思ってないと思います)をし続けています。 やっていいことと悪いことの判断が当然つかないので、思いつくままに遊んでいるだけの状態で[…]
毛糸玉が腕に絡み大パニック
この事件は、シャワーの時同様、連れてきてまだ日が浅い頃に起きました。
キャットタワーに毛玉から伸びた毛糸の紐を引っ掛けて毛玉が垂れているような状態を作って遊ばせていました。
ある日の朝、出勤の身支度をしている時に普段通りキャットタワーあたりで遊んでいたのですが、毛玉から伸びている毛糸が前足に一周ぐるっと巻き付いてしまいました。
落ち着いていれば抱えて簡単に解けたのですが、リリーもパニックになっていてすごい勢いで引っ張って解こうとしますが、引っ張れば引っ張るほどきつく締まってしまうので逆効果でした。
近づこうとすると、紐で拘束されているところにやって来る悪い人に見えたのでしょう。とんでもない声を発したかと思ったら、腕がちぎれてしまう勢いで引っ張って毛糸を引きちぎりました。
例えると、悟空がスーパーサイヤ人に覚醒する瞬間のような力の出し方でした。大袈裟ですいません。
ホントに腕がちぎれたり、折れてもおかしくないような状況でしたので無傷であったことを幸せに思います。
人間の力でもその毛糸は左右に引っ張っても簡単には切れないので、とんでもない力を秘めているんだと思いました。
この時は飼い主としては何もできなかったです。そして今でも一番の衝撃として脳裏に刻まれています。。
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飼い主がパニックにならないこと
この5年半で3回の大きなパニックに見舞われましたが、毎回飼い主も一緒にパニックになっています。
猫がパニックになれば飼い主も焦ってしまうことは仕方ないのですが、飼い主が焦ると猫はもっとパニックになります。
飼い主が引っ掻かれるくらいであれば個人的には何ともないですが、もし猫が大怪我をしてしまったり、脱走してしまったりすると取り返しがつきません。
(とは言え、後ろ足の爪で引っ掻かれると簡単には治りませんね・・)
パニックになる事を想定して普段から生活するのは難しいですが、もしそんな状況に遭遇したら深呼吸して猫の動きに合わせず落ち着いた行動をとりたいです。
そして危険が想定できるおもちゃを置かない、爪はこまめに切る、といったことを忘れないようにしておきたいところです。
普段の生活の何気ないところで起きてしまうことですので、少しだけ意識して猫との生活を楽しめるといいですね。
この話が少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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