猫はどんな声に反応する?安心する声や警戒する声をまとめてみました

こんにちはタナです。

我が家のリリーは完全室内飼いでして、我が家に来て以降、飼い主夫婦以外の人間とは触れ合ったことはありません。

来客も飼い始め当初は何回かありましたが、完全に雲隠れして一度も姿は見せないほどの人見知りです。

リリーは元々人懐っこいかというとそうでもない感じなので、初めて会う人に擦り寄ったりは絶対しません。相手が誰かは関係なく、飼い主かそれ以外かにより分けられています。

そんな人見知りのリリーですが、耳から入る情報は非常に大きいです。

家の中に飼い主以外が入ることはまずないので、声や音で色々なものを判断していると思いますが、今回は人や動物の声と猫の反応について書いてみます。

大きな声

リリーに限らず飼い猫であれば、優しい声で語りかけていると喉を鳴らしてリラックスモードになりますよね。そんな姿を見て飼い主も癒されるというものです。

我が家では夫婦喧嘩で口論になると自然と声が大きくなってしまいます。それがどうしても嫌なのか二人のちょうど真ん中あたりをうろうろ歩いたりします。

そんな姿を見て喧嘩をやめなきゃと思うのですが、リリーを不安にさせてしまったことを何よりも後悔します。

喧嘩していなくても大声は嫌いなようです。というのは、飼い主がお互い別の部屋にいながら喋ることが時々あって、その時も声を張るので喧嘩と勘違いして仲裁に来ます。(お互いに面倒で近くに行かないだけなので、誤解させてゴメンねという気持ちです)

ですので、大きな声全般嫌いなことがわかります。喧嘩しているかどうかは関係ないようです。

他人の声

通路に近い窓際に寝ていると外から人の声がしてくる時があります。そんな時は寝ていたはずでも、いつの間にか目を黒々させて少々警戒モードになっています。

大人か子供かは関係なく飼い主以外の声には警戒する感じです。

不思議なのは、頻繁に来る宅配便やデリバリーの人たちでもおなじみの人だとその声に慣れてきているのか、玄関の猫扉前まで大胆に近づいてきます。

日々の暮らしの中できっちりとおなじみの人と一見さんを聞き分けているようです。

にゃんがーど

鳥の声

マンションの中層階に住んでいますが、ちょうど電線が近かったりする部分もあり、鳥の声が近くに聞こえることがあります。

野生の血が騒ぐのか、窓ガラス越しですが脇目もふらずに一心不乱に鳥の声の方向を見ています。

特にカラスの鳴き声の時はカッカカッカ言いながら戦闘モードで身構えています。

実際に野良猫時代に遭遇してたら小柄なリリーは負けちゃうんだろうなと想像してしまいます。そんな身構えているリリーの横で一緒に戦っているつもりで寄り添うのが好きです。

気を付けたいのは、鳥の声は野生のスイッチが入りやすいので、急に興奮したり予期しない行動があったりします。

網戸に爪をかけて抜けなくなったり、急に全力疾走してみたりと飼い主的にもちょっとドキッとすることがあります。

網戸越しに外を見させるときは少し注意が必要ですね。

猫の声

隣の部屋の住人が猫を飼っているようでして、挨拶はする程度でそれ以上の会話もないのですが、窓越しに猫の鳴き声がたまにするので、その声が聞こえると聞き入っているような気もしますが、鳥でも人間でもない声に対してどんな心境なんだろうと思いながら観察しています。

猫の声に関しては、猫の番組を見ているとテレビの中からもよく聞こえてきますが、意外に反応が薄いですね。

長く他の猫と触れ合わない暮らしなので、猫同士の会話も久しくないこともあるのかと思いますが、鳥の声のようには本能的に刷り込まれていないのでしょうか?

もう自分が猫であることを忘れているんだろうなと思っていますが。

飼い主の電話の会話

最近はコロナ禍の中で在宅勤務がやっと増えてきて、それに伴いWeb会議や電話会議なども増えてきました。

最初のうちは、環境も整わないので、PCのスピーカーから相手の音声を出していました。そうすると聞いたことのない色んな声が混じりあってリリーがとても落ち着かなくなりました。

飼い主自身も自宅の中に好きでもない会社の人間の声を響かせているのは嫌だなと思い、マイク付イヤホンで会議に臨むようにしました。

面白いもので、リリーから見ると飼い主がずっと独り言を言っているように見えるようで、それまでは会議が始まると別の部屋に行ってしまってましたが、飼い主の声だけだと怖くないぞとばかりに、部屋に顔半分出してわざと大きな声で鳴いてみたり、すごい勢いで駆け抜けてみたりと形勢逆転した感じになりました。

話が少しそれましたが、会議はそれなりに長かったりするので、リリーも飽きて大人しくしているのですが、何故か会議の終わりがわかるのです。

何で終わりがわかるのか!?

それは、会議が終わる時の「お疲れ様です」とか「ありがとうございました」という決まり文句を記憶していて、そのフレーズが聞こえるや否や部屋に戻ってくるのです。

実家の親との電話も親が高齢になって頻繁に電話するようになると同じように「それじゃね」「またね」みたいな言葉も同様に記憶していて同じように近寄ってきます。

これらの締めの言葉が発せられた後は構ってもらえると思っているので、きっと好きなフレーズとしてインプットされているはずです。

「もう電話終わったでしょ?遊んでよ」

間違いなくそう言っていますね。なので終わったら仕事中でも構ってあげます。当然ですよね。

アイリスプラザ

色んな声にならすことも必要?

飼い主とだけの暮らしなのに何でそんなことを思ったかというと、完全室内飼いだと良くも悪くも雑多な声や音から遮断されます。

ルーティンの大好きなリリーには本来はそれでいいのですが、常に毎日同じ日々でもありません。

宅配便の業者さんの声でもデリバリーの人の声でも、たまにこんな声を聴くことがあるとなると、それも一つのルーティンになるのではないかと思っています。

過保護に育てる方針に変わりはないですが、外の廊下で声がしても唸る場合もあるのでちょっと人見知り過ぎるのもストレスが溜まりやすくてよくないと思う今日この頃です。

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