こんにちはタナです。
猫は耳がいいですよね？耳がいいというか聴力がいいですよね。
今回は飼い猫リリーを観察していて気付いた好きな音、嫌いな音についてまとめてみます。
嫌いだったり、寝ていても起きてしまうような音はストレスもかかっていると思いますので、一緒に暮らしていく中で最近ではそういった音を出さないように心掛けています。
皆さんのところの飼い猫も「音」には敏感だと思いますので、時間のある時にどんな音が好きなのか、ストレスの溜まる嫌いな音はどういう音なのか、観察してみるのもいいと思います。
手前味噌ですが、リリーは体も顔も小さいのですが耳は奇麗で大きめな三角耳でとっても可愛いです。
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窓を開ける音
窓を開けるとリリーがいるところから一番遠くの窓を開けただけでもすごい勢いで飛んできます。ずっと開いていると飽きているのか反応はないのですが、閉まっている窓を開けるともう条件反射のように駆け寄ってきて網戸越しに外を眺めます。
ベランダに出るドア以外の窓は網戸が固定されているのでとりあえず開けておいても間違って開いてしまって脱走するということはないのでしばらく開けてゆっくり外の景色や匂いを味わってもらっています。
やっぱり外の空気は気持ちいいんでしょうね。
脱走などの危険をなくして存分に外の音も満喫してもらえるときっとご機嫌もよくなるはずです。
カーテンレールの音
カーテンを開けたり閉めたりするときにカーテンレールの音がすると思いますがこれが意外と音が大きいのです。
リリーはカーテンレールの音の後に、窓が開くと記憶しているのでこのカーテンレールの音だけでも窓が開くと思って飛んできます。
実際には日が暮れてカーテンを閉めても飛んでくるので、仕方なく窓を開けたりします。窓を閉めてカーテンも閉めようとしたはずなんだけどなぁと思いながらも・・。
夕暮れ時の外の喧騒をわかっているかどうかわかりませんが、朝昼晩と違う景色を確認する必要があるようです。
シャワーの音
元々は野良猫だったので、迎え入れた時にかなり汚れていて一度は洗いたいと思ってシャワーを浴びてもらったのですが、やはり水が大嫌いで、その後もう一度入れましたが二度目の抵抗は想像を絶するものがあり、シャワーの音が大嫌いになったようです。
ルーティンとしてキッチンに毎日侵入を試みるのですが、最近はかなり成功率が高くなり、いつの間にか突破されているのですが、過保護な飼い主としては優しく出て行ってもらおうとお願いしても全く聞き入れません。
そんな時にシンクの蛇口をシャワーにして少し流すだけでキッチンから逃げるように去っていきます。
シャワーの音は落ち着かないのか、夕食後の食器洗いをしていると別の部屋で寝ているはずなのに、廊下を走ってやってきます。
お皿はシャワーで流したいタイプなのですが、シャワーの音が気になるリリーのためにシャワーに切り替えないで皿洗いをしていると全く起きてきません！
きっとシャワーの音が不快だから、「シャワーは使わないで！」と言いに来ているということがわかりました。
飼い主的には、洗い物はシャワーで流した方がきれいになる気がしますが、まあ仕方ないですかね。
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緊急地震速報の音
リリーはまだ６歳なので、東日本大震災は経験していません。そのせいかどうか子猫のころは地震が起きても緊急地震速報が鳴り響いてもあまり反応はしていませんでした。怖がってもいませんでした。
成猫になって大分賢くなってきたせいか地震が何かなんとなくわかってきたようです。揺れると不安がるようになりました。
テレビやスマホから聞こえる緊急地震速報のあの不協和音にも反応するようになりました。
どうにも落ち着きがなくなるのですが、きっと飼い主が不安になっているので伝染してしまったのかもしれません。
いつも「大丈夫だよ」と話しかけて落ち着かせていますが、もし巨大地震がこの先起きたらと思うと憂鬱です。
袋を開ける音
キッチンで冷蔵庫を開けたり、シンク下の引き出しを開けたりするとキッチン侵入防止用につけているベビーゲート越しに期待に満ちた目でロックオンされます。
もちろんカツオ節をあげるための時もありますが、そうではない時もそれなりにあるので、「違うよ～」と言いながらも何故か申し訳ない気持ちになります。
もう条件反射的にカツオもらえる！となるんでしょうね。
不思議なのはカツオを実際にあげても、あげたらあげたで見向きもしないとか、猫あるあるでしょうか？
結局袋を開けるまでが勝負なようです。
ポリ袋の擦れる音
これは好きな音という感じではないのですが、コンビニ袋やごみ袋が擦れる音がすると興奮して逃げたりします。
音がザワザワしているので、落ち着かないのと耳に障る感じなのではと思っています。
遊んだり構ったり何をしても反応が鈍いときや動きが悪いときでも、この擦れる音に対しては必ず反応しますが、好きそうでもないので飼い主としてもわざわざ音を出したりはしていません。
ゴミ出しするときにはどうしてもごみ袋を広げるのですが、巨大な敵でも現れたのかと思っているようです。
生活するうえでポリ袋が擦れる音を出さないことはちょっと難しそうです。
トイレ砂を掃除している音
リリーのトイレの砂は、「楽ちん猫トイレ 消臭・抗菌 パインサンド 3.5kg」というものを使っています。飼い初めに色々と試行錯誤した結果、長年この砂で定着しています。この砂は、おしっこを吸収すると砂が粉末状になり、スノコの下に落ちていくものなのですが、ある程度かき混ぜないと、スノコの下には落ちていかないので、毎回おしっこをするたびに溶けて粉状になっている砂をスコップで砕きながらスノコの下に落としています。
説明が長くなりましたが、その時のこの砂（砂と言っても小さい棒状の塊です）にスコップを入れてかき回している音がすると、少し遠巻きに観察しにやってきます。
おしっこをしたら常に掃除してもらいたいはずなので、「早く掃除してよ」という感じで監視している気がします。
余談ですが、この砂は開封した後、大きな輪ゴムで口を縛っているのですが、この輪ゴムを必ず狙うんですよね。油断も隙もないです。
ひょっとしたら目的は輪ゴムを奪うことなのかも？
ストレスを溜めない生活を
リリーと出会ってからはリリー中心の過保護な飼い主を自負して生きていますので、極力ストレスを溜めさせない生活をしてもらいたいと思っています。
特に完全室内飼いで嫌なことがあっても外に出かけられるわけではないので、狭いマンションの中でどう快適に暮らしてもらえるかを飼い主として考えないといけないと思っています。
そのために人間が我慢することもあるのですが、それをストレスと考えるかどうかは飼い主次第ですね。
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