猫のお気に入りの場所は、大体どこの家でも同じかもしれませんが、我が家の猫もこだわりの好きな場所があります。
飼い主が良かれと思って用意しても使ってもらえないグッズは多数あるのに、もう捨てようと思っていたダンボールに入って出てこなくなったりします。
ちなみに我が家の猫のお気に入りの場所はこんなところです。
本棚の上
本棚自体は非常に小さくて天板の面積はノートパソコン2台分ですが高さは1.8メートルくらいあります。そのそばに1.5メートル程のキャットタワーがあるのでそこからジャンプして登ります。
そこで香箱座りをしていますが、リビングやキッチンを一気に見回せるので、猫にとっても飼い主を視界に入れながら落ち着ける場所のようです。
キッチンには入らせないようにしているのですが、冷蔵庫を開けると自分のおやつのカツオをくれるとわかるのか落ちそうな勢いで高い場所から覗き込みます。
興奮するとその高い本棚からソファまでダイブします。別の部屋にいても「ドサッ」と音がするのでまたやったなと思ってしまいます。
いつか怪我するのではと冷や冷やしています。
でも高いところがそんなにないので、本当はキャットウォークを作って高いところを自由に歩き回れたらと夢見ています。
今はマンション暮らしなので難しいですが、いつか田舎の広い一戸建てに引っ越せれば存分にキャットウォークも作れるだろうなと思います。
ベッドの下
ベッドの下が収納になっていない脚があるだけのタイプのものなので、かなり自由に出入りしています。脚の高さは15センチくらいですので、もちろん人間が入れるスペースはありません。
追いかけごっこをしていると、絶対につかまらない自信があるのか、ゆっくり飼い主との距離を取って弄ぶのですが、ちょっと距離を詰めるとダッシュしてベッドの下に滑りながら潜りこみます。
こちらが諦めて興味を示さないふりをすると、あれ?という感じで出てきて捕まえさせてくれます。
ただベッドの下は、楽しく過ごしているスペースというより、逃げ込んだり、すねて隠れている場所のような気がします。
「ブラッシング」「爪切り」という言葉は分かるようで、そろそろ爪切ろうかなと口走ったら、警戒して距離を取ります。最終的に強引に捕まえようとするとダッシュしてこのベッドの下に逃げ込みます。
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人間の手が届かないのを知っているのでこの家で完全な唯一の安全地帯だと理解しているようです。
それ以外にも、遊びの要求に答えなかったときや構ってあげなかったときに、いつの間にか姿を消すのですが、しばらく目に付くところを探して見つからない時に覗き込むと大抵ここにいます。
猫にとって、確実に安全な場所という部分でお気に入りなのかもしれません。
クローゼット
ウォークインクローゼットに洗濯物をしまう時には、飼い主側のルーティンであることを理解していて、あとをつけてきて侵入しようとします。
掛けてある洋服や小さいタンスの隙間に潜るのが楽しいらしく、しばらく出てこなくなります。
それ以外の各部屋の収納スペースも開けるたびに侵入します。
入る隙間はほとんどないのに無理やりしまってあるものの中をかき分けていきます。
最初のうちは焦って阻止していましたが、扉を開けて放置しておくと飽きたら出てくるので好きにさせています。
一度飼い主の死角から侵入した時に、それを気づかず閉めてしまっていてしばらく探したけども行方不明で、パニックになったことがあります。
まさかと思い、収納を片っ端から開けてみたら、おとなしく香箱していたことがありました。
暗くて狭い収納スペースも普段自由に入れないせいか、かなりお気に入りのようです。
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枠のあるもの
玄関マット
我が家の玄関マットは猫の顔の形をしているのですが、このマットの上にいることも多いです。
玄関マットからは廊下の先のリビングまで見えることと、両脇に部屋があるので、玄関を背にして3方向を見張れる場所でもあります。
玄関に関しては、その手前に猫扉をつけているので、実際にはその猫扉を背にして鎮座している状況です。
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新聞紙
新聞紙を床に置いておくことはほとんどないのですが、雨の日に洗濯物を部屋干しするときに、洗濯物の下に少し丸めて置いておくと湿気を取ってくれるので、敷いておくと必ず強引に乗って新聞紙を延ばして座ってしまいます。広告のチラシも同じですね。
習性なのでしょうが、床と段差があるわけでもなく紙や布で縁どられているものの中に入ろうとしますね。
猫用の物より飼い主の物が好き
これまで相当猫用のおもちゃやベッド等をたくさん買ってきましたが、大半は「飼い主の使っているもの」、「元々家にあるもの」、「捨てようと思っているもの」にフォーカスされるようです。
猫用のトンネルより畳んで捨てるつもりのダンボールだったり、夏用のクール素材のベッドより、飼い主の座椅子だったりとほんとに気まぐれです。
でもそんな様子を毎日見ているだけで癒されます。
これからもめげずに目新しい猫グッズは買ってきてみようと思います。多分ほとんどボツにされるんだろうなと思いながら。。
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