猫にとってルーティンは重要!猫の行動からわかること

猫を飼い始めると、大変なことも多いですがその何百倍も楽しく、幸せを届けてくれると思います。うちの猫は5歳を過ぎたあたりですが、わかりやすいルーティンが多く、笑ってしまうことや何故なの?と考えてしまうことを紹介します。

何故その行動をとるのかについても考察してみましたので、一緒に楽しんでもらえればと思います。

朝の決まり

普段は甘えっこなんですが、野良のキジトラということもあるのか、基本は一定の距離感を大事にしているようで、抱っこは短い時間だけ、膝には乗らない、とクールでもあります。

でもこちらが朝起きた時と夜寝る前は違います。

朝こちらが起きると待っていたとばかりに一声鳴いて、明るいリビングに誘導されます。誘導されるというところが面白くて、ついてきているかどうか何度も振り返ってくるんです。誘導されていることに気付いたので、わざとついていかなかったら寝室まで戻ってきて怒られました。

誘導されるとソファの背に乗って、こちらがひとしきりわさわさと撫でて撫でて撫でまくるのを無心で受け入れています。結構長い時間です。

喉もグーグーなっていて気持ちよさそうです。その後、ゴハンを食べて「おいしかった?」と聞くと必ず一言「アムー」と鳴いて朝のルーティンが終わります。

朝までの一人(一匹)の時間がどうしても寂しくて起きてくるのが待ち遠しいのでしょう。でもその後は調子に乗るなと言わんばかりにクールです。

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トイレのシンクロ

これはどの飼い主さんも経験されているのではないでしょうか。うちの猫が大きい方をするタイミングは決まっておらず、1日から1日半くらいのサイクルでしているのですが、時間が決まっていないので、もうそろそろするかな?と思ってもしないことも多々あります。

でも明らかにハイになるので、すごいスピードで駆け回り始めたり、ちょっと唸ってみたりして、こちらも「もうすぐだ」とわかりますので何となくスタンバイしています。

でもそこから中々しないんです。じゃあいつするんでしょうか?

必ずこちらがトイレに入ると始まります。何故でしょうか?

  • 人間に邪魔されずゆっくりトイレが出来る
  • 同じトイレの匂いに誘発される

多分ですが、視界に誰もいないところで静かにしたいのではないかと思ってます。

こちらもするとわかっていると近くで掃除のスタンバイしてしまうのでそれが良くないのかもしれませんね。

寝たふりでのイタズラ

家には通常猫を侵入させないようにしている場所がいくつかあります。実際には隙あらば入ってしまうのですが、細心の注意を払っているのがキッチンです。猫にとってはいろんな匂いもしますので興味を惹かれる場所だと思います。とくに普段は入れないようにベビーゲートをつけているため余計に入ってやろうと画策しているフシがあります。

取り付けているベビーゲートは、閉めるとロックされてしまうので、通常はゲートにドアストッパーをつけてほんの少しだけ開いている状態になっています。

以前は完全に閉まっていなくてもそこから侵入することはなかったのですが、最近では右手で戸を引くように自分で開けて何事もないように入るようになりました。

ただいつでも入るわけではなく、トイレに入った時、お風呂の掃除を始めた時、洗濯物を片付けにクローゼットに入った時、と決まっていてすぐに手が離せないことを見計らって行動します。

そういう時に限ってキッチンに興味がない素振りで寝たふりをしているわけです。こちらもその姿に油断して毎日騙されます。

これだけ知能犯なのに、キッチンに入ると出てこれなくなります。ベビーゲートを器用に引いて入れるのに、押すという行動が出来ないようで右往左往している姿もこの上なく可愛いです。

不思議なのは、お風呂のドアは逆に押しながら侵入するものの引いて出られないので、何か自分の中のこだわりか法則があるのか聞いてみたいところです。

人間のゴハンの確認

食卓で椅子に座って食事をしていますが、必ず食べてるものを確認しに来ます。「寝てたはずだよね?」というときもです。

家族で食べていても何故か私のところだけに来て、確認させろアピールをします。確認するまではテコでも動きません。

その日のおかずをお皿ごと膝の横まで持っていくと、こちらの膝に両手を乗せて一生懸命匂いを嗅ぐのです。

それが好きなものかどうかは関係ないのですが、好きな匂いだと食べはしないのですが、鼻を近づけてきてかなり長く匂いを嗅いでいます。嫌いな匂いでもとりあえず同じ行動をするのですが、「これは違う」と言わんばかりの態度で一瞬でそっぽを向いて去っていきます。

どちらにしてもひとしきり確認しないと食卓の真下でじっと座っているので確認してもらう作業は欠かせないのです。

去って行ったあとは、ゴハンを遠くの方でがりがりと食べる音がするので、一緒にゴハンを食べている気分になっているのかもしれません。

ゴハンの一粒残し

本当にこれは不思議です。猫によっては残す粒の数が違うようですが、うちの猫は一粒だけです。

一粒残しのの詳細はこちらで書いてますのでよければ読んでいただければと思います。

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ルーティンに思うこと

人間でもルーティンを大事にすることでリズムを作っている人は大勢いると思います。

猫も全く同じ、いえ人間以上にルーティン命だと思います。その決まりきった日常に平和を見出し楽しく安全に暮らしているのだと思います。

家にいることが多く共依存の関係ですが、出かけることが重なった時は元気がなくなり、帰ってくると吐いていたりしたことも何回かありました。抗議でもあり、リズムが狂ってしまったのかもしれません。

ルーティンは心と体の健康を維持するために重要な事だと改めて思いましたので、日々観察する中でルーティンと思われることは尊重して自由にやらせてあげようと思います。

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