
社会人も落ち着いてくると、分譲マンションや一戸建てを購入した友人や会社の人間の話をちらほら耳にし始めます。
これから先、賃貸のままなのか、分譲マンションを購入するのか、実家に戻るのか、一戸建てを購入するのかはその人の人生により様々だと思います。
40代の今、分譲マンションに住んでいますが、思うところもありこのままで良いかどうか考えています。
迷われている人の背景はそれぞれだと思いますが、自分なりの今後の生活設計を考えてみましたので、お時間あれば最後までお付き合いください。
会社勤めを続ける?
マンションを買った時は、意気揚々とサラリーマン人生を全うしようと思っていました。今考えるとありえないのですが、30代後半から40代へ向かうところでは、仕事にかなりのめり込んでいた部分があったと思います。
でもそれからしばらく経って、まわりの環境や人間関係も変わり必ずしもこのまま続けられるのか、続けるべきかを自問自答することが多くなりました。
結論としてはもう少ししたら辞めようと決めましたので、そうなったときにマンションを買ったことがどう影響するのか考えざるを得なくなりました。
だからと言って、定年までのローンを前提にマンションを購入しようと思ったとしても、そうでないとしてもマンションを買ってはいけないということではありません。
ローンを組んだら縛られると思うかもしれませんが、それは売ってしまえばよいので組めるのかどうかが問題ではないと思いますが、途中で売ることを想定すると慎重に考える部分も出てきます。
どんな暮らしがしたいですか
賃貸用のマンションやアパートだとどうしても設計や設備などが安く作られていることが多いので、家賃を払うのと同等の金額を月々のローンに置き換えると住むところのグレードは分譲の方が間違いなく上がります。
インドア派であれば、家にいる時間も長くなりますので、家の中のこだわりも多くなると思いますし、少しでも便利で快適な暮らしがしたいと思うはずです。
コロナの影響で、在宅勤務をされる人も増えてきて家での暮らし方がコロナ以前とは違ってきているように思えます。
もしかすると、このコロナの時代に通勤が必須でなくなるような会社であれば、そもそも住むエリアも都市部を中心に考える必要がなくなる可能性すらあります。
コロナで企業の在り方が見直されるようになって、満員電車で通わなくてもいいとなれば、少し地方に行って広さを求めたり、田舎暮らしも視野に入ってきますね。
売るときのことは考えたほうがいい
マンションを買うとしても、新築か中古かというところも選択しないといけない部分の一つです。せっかくマンションを買うのであれば、新しいところがいいと考える人も多いのではないかと思います。私もそう思い新しい物件を選びましたが、新築だとどうしても値下がりは避けられないのですが、その当時はそこは考えていませんでした。。
先ほども書きましたが、買った時はサラリーマン人生を定年まで送るつもりだったので、今のマンションが終の棲家だと思いながら購入しました。でも生活環境はずっと同じではないですし、自分自身の気持ちも年とともに変わっていきます。
購入したマンションは資産です。しかしながらその価値は変動していきます。後後売りたいと思った時に色々な要素で思いっきり売却価格が下がっている可能性もあります。
もし購入する可能性があるのであれば、その地域の将来性を十分に見極めておくとどちらに転んでもリスクが少ないと思います。
まだ築10年未満のマンションですが、運よく周辺の再開発もあり価格はあまり落ちていないので、今まではそんなことも調べたりしませんでしたが、今後はこまめにチェックしないといけません。

分譲と賃貸は結局どちらがいいの?
その人の暮らしや生き方によって変わりますので正解はないですが、将来性のあるマンションであれば、購入してしばらくの間は住んでみても良いのではないでしょうか。
賃貸にはない自由度があるのでそこは断然お勧めします。しかしながら、マンションの理事会への参加など最低限の付き合いも必要となってくるので人によっては苦痛かもしれません。
もしローンを払いきるまで住むのであれば、賃貸とは違い自分の財産にもなりますよね。ただ築数十年のマンションの位置付けをどうみるかというところでもあります。
40代もだいぶ経過し心身ともにくたびれてきたところにコロナの問題が起こり、今は都心から離れた田舎の一戸建てに住めればいいな、という心境に強く動かされています。
話が逸れましたが、個人的にはマンションを買ってみて損はしなかったと思っています。しかしながら買った時の自分にアドバイスするならば、「心境も環境も変化することは忘れずにあらゆる可能性を考えて購入を検討しよう」と伝えたいです。