新型フィット「LUXE(リュクス)」を選んだ3つのポイント

今年の2月にHondaから新型フィットが発売されました。最新の安全性能も兼ね備えながら、価格もだいぶ抑え込まれており、グレードもコンセプト別に分けられており、価格で買うより、自分に合った車を選べる形になっていて非常に面白い試みだと思います。

買い替えるとなった時にいくつか迷いましたが、それまで乗っていたのもFIT3だったので、結果として後継車である新型フィットを購入することにしました。

新型フィットを買おうと思った時に、どれを選ぼうと迷いませんか?今回のフィットは、「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」の5つのタイプがあり、それぞれにe:HEVとガソリン車があります。

『二人でゆったりとドライブしたくなるような、
優雅で心地よい時間と充実感のあるリュクスライフを。』というLUXEのキャッチコピーが一番しっくりきたのと、一番はホームページの画像のLUXEのボディーカラーが「プレミアムグラマラスブロンズ・パール」なのですが、この色が非常に綺麗に見えて、LUXEでなくてもこの色にしようとは思っていました。結局LUXEを購入しました。

もし新型FITの中でどのタイプにしたらいいか迷っているという人がいるなら、基本性能はほぼ変わりませんので、普段の乗り方に合わせて気軽に考えていいと思います。

新型フィットの4つの心地よさとは?

FITでは、4つの心地よさを大切に考えているとのことです。どの車も同じかもしれませんが、敢えてピックアップする価値があるのだろうと思います。

  • 心地よい視界であること
  • 座り心地がよいこと
  • 乗り心地がよいこと
  • 使い心地がよいこと

まず、心地よい視界であるというところですが、全高(m)1.540あり、フロントのピラーを細くすることで、前面の視界は非常に開けた印象になります。右折でピラーの死角で危うく・・なんてことは回避できる確率が高まりそうです。実際にびっくりするほど視界は良好です。

座り心地は、人の骨格を研究してつくられたボディースタビライジングシートを採用したとのことで、フィット感と長時間乗っていても疲れにくいそうです。実際に、高速を乗ることが多いのですが、お尻が痛くなりません。

乗り心地の良さについては、コンパクトカーとしては、先代のフィットもそうでしたが、非常にゆったりとした空間があると思います。後席もゆとりがあるということですが、後席はほとんど使わないので気になりませんが、狭い車だと、後席は膝がぶつかりそうになるので、その点でも心地よい空間があるのは間違いないと思います。

LUXEだけのおすすめポイント

主要装備表で見た時に、LUXEのみにある装備は下記になりますが、どれもちょっとだけラグジュアリー感を満たしてくれるものです。

インテリア・装備のポイント

インテリアの部分は、下の5つはLUXEにのみ装備できるものになります。(間違っていたらすいません)

  • 運転席&助手席シートヒーター
  • ステアリングヒーター
  • アームレスト付センターコンソールボックス+ワイヤレス充電器
  • 本革シート
  • 運転席シートバックポケット

運転席と助手席にシートヒーターがついています。これはどこまで必要かわかりませんが、あって損はないので真冬に体感してみたい機能です。納車が4月だったので、使う機会はほとんどないまま6月に入りました。

ステアリングヒーターは、走り始めに指先が冷たいと感覚が鈍るので、あればありがたい機能です。これは寒い時期は必ず使う機能になりそうです。

アームレスト付センターコンソールボックスとワイヤレス充電器ですが、これこそコンパクトカーでラグジュアリーな気分を少し味わいたい人向けではないでしょうか。LUXEでも標準ではなく、オプション装備です。置いておくだけで充電できるのは、非常に便利です。非接触型の充電機能がないスマホだと意味はないですが、もしスマホを買い替えるタイミングがあるのであれば、ワイヤレス充電対応も視野に入れるといいかもしれません。

そして、アームレスト付センターコンソールボックスもこのアームレストがかなりいい感じです。肘を置くという感覚は前の車では体感できなかったので、長時間運転する場合はこのちょっとしたアイテムの存在が大きく感じます。アームレストの中に色々入るボックスもあるので、空間を無駄にしない設計も気に入ってます。

エクステリア・タイヤのポイント

エクステリアの部分は、下の4つはLUXEにのみ装備できるものになります。

  • プラチナ調クロームメッキ・フロントグリルモールディング
  • プラチナ調クロームメッキ・テールゲートロアーガーニッシュ
  • プラチナ調クロームメッキ・ドアロアーガーニッシュ
  • 16インチアルミホイール+スチールラジアルタイヤ LUXE専用デザイン

他のフィットと異なる部分は、プラチナ調クロームメッキで差別化しているところではないでしょうか。確かにこのアクセントがコンパクトカーながら、少しだけ高級感を醸し出している感じがします。

タイヤは、こちらも専用デザインなので、一目でLUXEだとわかるデザインになっています。CROSSTARも専用デザインがあるので、これは好みがあると思います。

LUXEの満足度

車に何を求めるかで、フィットに限らず何を買おうか選択肢が異なってくると思います。基本的な外観や性能はほとんど変わりませんし、安全性能もHonda SENSINGがあります。もしフィットの中で検討をするのであれば、最低限の機能で良いのか、色々とオプションを追加したいのかで、選択が変わると思います。

個人的には、これはLUXEに限らずの話ですが、Honda SENSINGがあり、視界が極めて良好な車だということは、安全に車を運転するという観点から非常に重要なポイントだと思います。

それを前提にですが、ステアリングヒーター、アームレスト付センターコンソールボックス+ワイヤレス充電器、本革シートの3つがLUXEを選んだポイントです。

まだ納車されて2か月で、すぐに新型コロナ感染拡大の状況になってしまったため、あまり運転できていませんでしたが、末永く乗りたいと思える満足度の高い車です。

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