若葉マークの初心者ドライバーが事故を起こさないために気を付けたい基本のこと

40歳を過ぎてから自動車免許を取ると、強い動機がないとその後ペーパードライバーになりがちです。

仕事で必須になり毎日運転するとか家族の送り迎えに必要など、頻繁に乗る理由がないと、必然的に週末ドライバーになってしまいます。

雨が降っているから今日はやめようとか、そんなことが続くと気が付けば1か月以上乗っていないなんてことは少なくないのではないでしょうか。

特に免許を取って若葉マークをつけている間は運転すること自体も少々怖いですし、交通違反で違反点数の累積が3点以上になると、初心運転者講習の対象になり、その講習を受けなかった場合は再試験となってしまいます。

再試験を受けない、または不合格となると免許取り消し処分を受けるので、初心者は運転技術も経験もないので細心の注意を払いたいところですね。

個人的には免許を取得して若葉マークをつけていなくてはいけない期間は過ぎましたが、週末ドライバーなので運転技術は中々上達しないのですが、なるべく乗るようにしています。

新型フィットに買い替えたこともあるので慣れておかないといけないですし、新しい車なので意味なく乗っていたいということもあります。

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運転歴の長い家族を助手席に乗せていると教習所の教官よりうるさく色々と注意されるので、その時は素直に聞き入れたくないのですが、一人になると「確かに」と思うことばかりなので、若葉マークの初心者ドライバーが注意すべきポイントをいくつかピックアップしてみます。

車間距離

毎回指摘されるのが、スピードが一定でないということです。どちらかというとゆっくり走ってしまっているのかもしれませんが、気付くと前の車と微妙に車間距離が空いていて、それを詰めようとするので少しスピードを上げるといった具合です。

アクセルの踏み方の感覚がまだまだなので、車間距離が空いたから詰めようと思ってアクセル踏んだら、赤信号で強めのブレーキを踏んで怒られることがしばしばあります。

制限速度は守りながらも、前の車を含め、全体の流れに溶け込むことを意識しないといけません。

キープレフト

これは特に個人的な癖になってしまっているので、初心者だからとは必ずしもいえないのですが、かなり「キープライト」になっていているようです。

教習所ではキープレフトと教わりますが、右ハンドルだとどうしても車をセンターから少し左に持ってこようと思うと感覚的に運転席は右なのだから、少し右に行くべきと頭が思ってしまいます。

教習所でも自分の位置を真ん中あたりにしていいと言われた記憶がありますが、そうすると左側が車線からはみ出すのではないかという錯覚に陥ります。

サイドミラーで右にも左にも寄っていないように運転してるつもりですが、対向車との擦れ違いや右折、追い越し等を考えると意識してキープレフトを心掛けないといけません。

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左折と右折

左折は、どうしても巻き込みを注意しないといけませんが、サイドミラーだけでなく、目視をするという基本をどんな時でも欠かさないようにしています。

自転車や歩行者の巻き込みは人身事故に直結するのでこの点は細心の注意を払っているつもりです。

その部分に注意するがあまり気をつけなくてはいけないのが、必要以上にゆっくりと曲がってしまうことと、必要以上に大きく曲がってしまうことです。

時々前の車がやたらとゆっくり曲がっていたり、なんでこんなに膨らむの?と言うくらい大きく曲がるのを見ますので、人のふり見て我がふり直せで、意識して左折したいと思います。

右折も難易度が高い時ありますよね。対向車の切れ目が中々なかったり、トラックの後ろにバイクがいたりと、右折するタイミングを見計らっているうちに曲がり損ねそうになります。

初心者である自分はそのタイミングの計り方が全くうまくできていないので、80年代にゲームセンターにあった「フロッガー」というゲームのように前に進めない状況になってしまいます。古い例えですいません。

右折でよく騙されるのが、対向車が直進と見せかけて左折直前で、ウインカーを出して曲がっていくことです。

早めに出してくれれば、こちらも右折の準備が出来るのに、と思うのですがそんなことに文句を言っても仕方ないですね。

車線変更と合流

教習所の教官に、運転は左右に曲がることと車線変更がほとんどで、とてもシンプルで簡単なものだけどその基本をちゃんとやらないといけない、という話が今でも印象に残っています。

動作としてはそれだけの単純なものだけれども、実際には結局どれも難しいです。

車線変更も路上教習の時は簡単に出来ていましたが、免許取得後に同じように車線変更しようとするとタイミングを間違ったり、入れなかったり・・と散々です。

路上教習の時は教官がタイミングを見てくれていたので、自分でできているつもりになっていたのだと思います。

免許取りたての頃、右車線に車線変更して、途中で右折したかったのに、隣の車線にトラックが続いていてウインカーすら出せず、道なりにずっと直進した思い出があります。

初心者の車線変更は空いている時に早め早めに行いたいところです。

ですが、車であれば多少目的地を通り過ぎてもすぐに戻れますので、無理やり車線変更をしたりしないことが重要です。

同じく高速道路への合流もかなりの緊張感があるのではないでしょうか。

高速道路の合流は加速しながらになるので、左車線を走っている車と並走してしまったり、トラックに意地悪く並走されたりと、毎回運頼みのような気持ちで合流しています。

加速して行く中で、左を走る車の様子を見ながら入っていくしかありませんが、同乗者がいるなら一緒に後ろを見てもらうと安心です。

標識の確認

人身事故が怖いこともあり、左右の飛び出しや信号の確認は当たり前ですが、それ以外の標識をどこまでくまなく見ているかと言われるとはっきりと返答できないような気がします。ちゃんと見ているつもりですが・・

近所であれば、一方通行や制限速度などは頭に入っているので意識することはありませんが、必ずしもいつも通っている道路だけではないので、標識を見落とす事のないようにしたいところです。

初心者運転期間を過ぎてからだったので、よかった?のですが、自宅に戻る途中で警察官に呼び止められて、指定場所一時不停止等違反を指摘されたことがあります。

ほぼ停止していたのにもかかわらずです。一時停止なので、限りなく停止の徐行ではダメということです。正直納得いきませんでしたが、抗議しても仕方ありませんので、翌日違反金7,000円を郵便局で払い込みました。

点数も2点引かれましたので、どう計算しても当面ゴールド免許になることはなくなりました・・

違反切符を切られたことを通じて、その場ではカッカしていましたが、若葉マークがとれて少し調子に乗っていたころだったので、自分自身への戒めだったと思うことにしています。

大きな人身事故を起こす前に、基本に立ち返り丁寧な運転を心がけようと思ういいきっかけとなりました。

何でもそうですが、慣れてきたころに事故が起きたり、失敗したりするものです。その失敗が大きなものにならないよう普段から謙虚に運転したいものです。

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