自粛生活が続く中で、自然と自炊することが多くなりました。多くなったというかほとんど毎日自炊です。
自炊であれば自炊なりに、色々なものが食べたくなるのですが、最近では焼肉を食べました。
焼肉と言えば、外食でしか食べていなかったのですが、コロナもあり、中々食べる機会もなくなって久しいので、ついに「おうち焼き肉」に参戦することにしました。
ネガティブな先入観
自分自身の家で焼き肉をするイメージは、実はあまりよくありませんでした。よくありがちな以下の理由によるものです。
お店より美味しくない
そんなことはなかったです。もちろん最高級な肉を突き詰めれば、お店のお肉は美味しいと思います。
しかしながら、お肉屋さんでそれなりのものを買えば、お店の半額くらいで焼き肉が食べられます。
お店で払う金額と同じくらいまで予算があるのであれば、お肉の質は相当あげられると思います。
匂いが部屋に残ってしまう
冬に鍋をやることがありますが、鍋であってもニオイがそれなりに残ります。
それが焼肉だったら、煙モウモウで壁は脂まみれになって、カーテンとかに何日も焼肉のニオイが残るから面倒くさいという気持ちがありました。
煙がすごくて隣近所に迷惑になる
肉を焼けば匂いもさることながら、煙がすごく出るイメージがあります。マンションなので、隣も近く文句を言われないかとか考えるだけで面倒になります。
本当はベランダで焼き肉が存分に焼けたら煙や匂いを気にすることもないのですが、現実はそうはいきませんね。
煙を抑えられるグリルを探しました
この煙に関しては、今回のおうち焼き肉のために買ったイワタニ製のスモークレス焼肉グリル「やきまる」が優れモノでした。
プレートの温度を高熱化させない
バーナーと焼き面の間に適度に熱がこもる構造にしているので、焼き面を約210~250℃にコントロールしており、煙を抑えるようになっているそうです。
確かに肉や野菜を焼いていても程よい焦げ目はつきますが、真っ黒い消し炭のような焼き上がりはなかったので、表面温度もコントロールされているのだろうと感じました。
脂を炎に落とさない
表面のプレートの下に水を張るための皿があります。脂を水皿に確実に落とせるようになっていて炎に落ちて煙が出ることを防いでいます。
後片付けの時にその水皿をみると、脂が溜まっていましたので、水皿にちゃんと落ちていく仕組みであることが分かります。
本当に煙は出ないのか?
結論から言うと、我が家のおうち焼き肉においては、ほぼ煙は出ませんでした。想像以上に出ません。
煙を探そうとしてじっと目を凝らして見つめてみましたが、静かに焼けていきます。
肉を置きっぱなしにして少し煙が出ましたが、野菜で鎮火しました。適切に肉を焼いている限りではほぼ煙は抑えられてますね。
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おうち焼き肉のデメリット
これは解消できないことだと思うので仕方ないのですが、一応あげておきます。
ニオイは消せない
肉を焼く以上、ニオイを全く出さないということは難しいと思います。
食事は匂いも楽しむものだと思いますので、焼肉の匂いはとてもいい香りですよね。家で焼き肉をやる以上は諦めます。
部屋は翌日の午前中くらいまで、焼肉のニオイが充満していましたが、一生残るわけでもないので許容範囲でした。
カーテンに吹き付ける消臭スプレーも今はいいものがたくさん出ているのでほとんど気になりませんでした。
サーキュレーターを食卓近くで回してしまったので、逆に匂いが拡散されてしまったかもと思いますので、この点は次回への課題が残りました。
脂がはねる
煙が出ないのと同時に、肉が焼ける時にバチバチと脂がはねることがほとんどありませんでした。
ニオイが残ることさえ我慢すれば、と思っていましたが、食べ終わってみると食卓とその足元がツルツルになっていました。
脂がはねていないと思っても、細かい粒子で部屋を舞っていたのだと思います。思いがけずワックスがけしたような感じになりましたので、しっかり雑巾掛けしておきました。
ニオイを気にするあまり、サーキュレーターを近くで回してしまったことが脂はねにも影響した気がします。
おうち焼き肉には「やきまる」
新型コロナの感染拡大で外食を自粛している人も多いと思います。自粛していても自宅でも焼肉をはじめとして美味しいものをたまには食べたいですよね。
「やきまる」のおかげでおうち焼き肉の回数が増えましたので、焼肉を家で焼きたいけど煙が心配という人は、一度試す価値はあるのではないでしょうか。