猫との暮らしはそれまでの人間だけの暮らしとはいろんな意味で大きく変わりました。猫と出会わなければ違う人生が展開していたと思いますが、それはきっと今の猫ライフよりはいいものではなかったと思います。
それにしてもこれだけ猫中心の生活になるとは思いませんでした。日々の生活もそうですが、今住んでいる家の環境が猫中心になっていることは想定外でした。
今回は、猫のおかげで物を捨てられない生活から変われた話をしてみます。40代も半分以上を過ぎてくると長年捨ててこなかったものがいつの間にか積み重なって垢のようにこびりついて、きっかけもない状態では中々「捨てる」という行為に踏み出せないでいました。
厳密にはただ捨てるだけではなく、整理して収納することとセットで生活を変えています。
本質的には物を捨てなくて済むくらい広い家ならひたすら捨てないでとっておこうという思考は変わらないのですが、いざ捨てたり売ったり整理したりしてみると心が軽くなるのが分かります。物で占められていた心に余白が出来たような感覚です。
猫との暮らしで変わったこと
断捨離始めてます
元々物を捨てられない性分ですが、自分なりに物を処分し始めました。どうしても物が増えていく傾向にありましたが、買わなくていいものは買わないようにしています。
40代のアナログ人間としては、音楽とかはダウンロードよりはCDで買うことを優先してしまいます。本も電子版という選択肢は中々選べす、どうしても冊子版を買ってしまいます。
CDと本だけでも大量にあってどうしようかと思うくらいありますが、猫の通り道には邪魔なものばかりです。
CDはウォークマンにデータ転送できるものは転送してデータとして残すようにし始めました。
CDは限定盤は残しておいて、いつでも買えるであろう通常盤は、ある程度売ってしまったりしました。
本は雑誌あたりから捨て始めましたが、お約束でそこで読み始めてしまうのでなかなかはかどりません。
ゲームソフトも大量にあったのですが、買ってもほとんどプレイしなかったものもあり、無駄遣いしていたと痛感しました。中には、封を切っていないものもあり、買って満足するタイプの典型だったと後悔しています。
今はTVゲームはSwitchがメインですが、それ以前のハードのゲームはもういらないので、そんなに数があるわけではないですが下取りなどして処分しています。
またやりたくなるころにファミコンミニみたいな形で発売されればいいなと思っています。
高価買取情報(CD)モノを片付けるようになりました
断捨離と合わせてですが、無造作に物を置かなくなりました。猫の動きにとって邪魔なものが多すぎたと思っています。狭い家の中でもなるべく思いっきり走れるようにするには、引き出しなどに入れられるものは基本はすべてしまうようにしました。
紙で残っているものは、家庭用のシュレッダーもあまり使われずに眠っていたのでこまめに使うようにしました。ちょっと気になるものはゴミ箱ではなくシュレッダーした方が安心でしたので意外に大活躍しています。
引き出しに入れるとか整理するとか、普段片づけられる人にとっては当たり前なのですが、片付けられない人間は物を買ってくると床に無造作に平置きしてしまうものが多く、だんだんと床が見えなくなってきてしまいます。
結果として引き出しに入らないものを捨てるという方向になっていて苦渋の選択を迫られています。
猫グッズ以外はミニマムな暮らしへ
猫のためのダンボールやおもちゃ以外は家具があるだけでなるべく物を置かない生活になりつつあります。
今までは買った物が入っていた箱までとっておいたりしてましたが、まず最初にそれを捨てるというところから習慣づけるようにしています。
まだまだすっきりさせられる余地はあるので、捨てたくない空き箱があっても、その中に別のものを収納したり、少しずつ物を整理できるアタマになってきたようです。
どうしても捨てるのを迷うときは
そういう時はとりあえず捨てないで、しばらくとっておきます。気持ちに逆らって何から何まで捨てても後悔するかもしれません。
しばらくとっておいても、残しておいたことを忘れるようなものは気づいた時に処分すればいいと思います。
処分するのに少し迷うときは、写真を撮ってから捨てるようにしています。個人的にはこの方法が意外に功を奏しています。
物があったことを記録として残せるので割り切って捨てられることが多くなりました。
物を思い切って捨てたり整理すると、物理的にも心理的にもスペースが出来て心が新しいことに向かう気がします。
何よりうちの猫が障害物なく走り回れるようになるので一石二鳥です。
今はまだ40代ですが、将来的に50代でリタイアして田舎でシンプルな暮らしをしようと計画していますので、今のうちから物は整理していける生活を猫に教えられながら日々過ごしていきます。